こんにちは!
仮想通貨に興味はあるけど、
「ステーキングとかファーミングって言葉を聞いたことはあるけど、実際どういうことか分からない」
という方も多いのではないでしょうか?
私自身も最初は「仮想通貨を預けるだけで増えるの?そんなうまい話ある?」と思っていました。
そこで今回は、仮想通貨ステーキングとファーミングについて初心者にも分かりやすく解説します!
記事の後半では、ステーキングにおすすめな銘柄の選び方もお話しするので、最後まで読んでみてくださいね。
こんな人におすすめの記事です
- 仮想通貨を持っているけど「寝かせてるだけ」で特に活用していない。
- ステーキングとファーミングの違いが分からず混乱している。
- 安全にステーキングを始めるためのコツやおすすめ銘柄が知りたい。
それでは、本題に入っていきましょう!
仮想通貨ステーキングとは?
ステーキングとは、簡単に言うと
「仮想通貨をブロックチェーンのネットワークに預けて、報酬をもらう仕組み」
のことです。
仕組みをざっくり解説!
この辺は結構難しい話になりますが、理解していなくてもさほど問題ないのでそういうのがあるんだな~程度に思っておいてください。
仮想通貨の中には、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)という仕組みで動いているものがあります。
これは、「通貨を持っている人が、その保有量に応じてブロックチェーンの取引の承認作業を手伝える」という仕組みです。
この承認作業をサポートする方法として、保有している仮想通貨を預ける(≒ステーキング)という方法があります。
仮想通貨を預けると、報酬として預けた通貨の数%~数十%の仮想通貨がもらえます。
ファーミングって何?ステーキングとの違いは?
ファーミング(正確には「イールドファーミング」)は、少しだけステーキングと似ていますが、仕組みは異なります。
ファーミングの仕組み
ファーミングは、仮想通貨を特定のプールに預けることで、流動性を提供します。その対価として報酬を受け取る仕組みです。
例えば、分散型取引所(DEX)で仮想通貨を取引する際、取引に必要な流動性を確保するために通貨を預けることで、報酬が得られるのがファーミングです。
- ステーキング: 特定の通貨を預けることでネットワークを支える。
- ファーミング: 流動性を提供するために複数の通貨を預ける
ファーミングに必要な「ペア預け」
ファーミングでは、通常2種類の通貨をペアで預ける必要があります。
例えば、「ETH/USDT」のペアとして預けると、ETHとUSDTの比率が変動した場合にリスクが発生することがあります。
主な違い
特徴 | ステーキング | ファーミング |
---|---|---|
報酬 | ネットワークの報酬 | 流動性提供の報酬 |
リスク | 比較的低い(価格変動リスクのみ) | 流動性リスクやインパーマネントロスがある |
必要な通貨の種類 | 1種類 | 通常2種類(例: ETH/USDTのペア) |
ファーミングはリターンが高い分、リスクも高め。一方で、ステーキングはシンプルで初心者にも向いています。
なぜファーミングのほうがリスクが高いのか?
ファーミングはステーキングに比べて次の理由でリスクが高いとされています:
- インパーマネントロス:通貨価格の変動により資産が減少する可能性。
- スマートコントラクトリスク:ファーミングは通常、分散型取引所のスマートコントラクトを利用します。これがハッキングされると預けた資産を失う可能性があります。
- 流動性リスク:特定のプールで流動性が低下した場合、十分な報酬が得られないことがあります。
これに対し、ステーキングは主に通貨価格変動リスクに限定されているため、比較的安全です。
インパーマネントロスとは?
ファーミングにおけるリスクの一つにインパーマネントロス(IL: Impermanent Loss)があります。
これは、預けた2種類の通貨の価格が変動した際、引き出したときの総資産が「そのまま保有していた場合」と比べて減少してしまう現象です。
例えば、ETHとUSDTをペアで預けた場合、ETHの価格が大きく上がるとETHを単独で持っていたほうが得をする可能性があります。この差分がインパーマネントロスです。
インパーマネントロスは、価格の安定したステーブルコインをペアで預けることで軽減できますが、完全に回避することは難しいです。
ステーキングのメリットとデメリット
メリット
- 安定した報酬: 仮想通貨をただ持っているより、ステーキングすることで資産が増える。
- ネットワークの安定性向上に貢献: ステーキングはブロックチェーンの健全な運用を支えます。
- 手間がかからない: 一度預けると自動で報酬が発生する仕組みが多い。
デメリット
- 資金のロック期間がある: 多くの場合、預けた資金は一定期間引き出せません。
- 価格変動リスク: 仮想通貨の価格が下がると、報酬以上に損失が出る可能性があります。
- ネットワークリスク: ステーキングするプラットフォームがハッキングされるリスクもゼロではありません。
ステーキングにおすすめな銘柄の選び方
「どの通貨をステーキングすればいいの?」と悩む方に向けて、選び方のポイントを解説します。
1. 信頼性のある通貨を選ぶ
まずは、時価総額が高く、歴史のある仮想通貨を選ぶのが安心です。
例えば、
- イーサリアム(ETH): PoSに移行し、安定したステーキング報酬が得られる。
- カルダノ(ADA): ステーキングが簡単で人気のある銘柄。
- ソラナ(SOL): 高速なブロックチェーンを持つ注目銘柄。
2. ステーブルコインを活用する
ステーブルコイン(例: DAI, USDT, USDC)は価格変動が少なくリスクが低いため、特定のステーキングプラットフォームで利用可能であれば検討する価値があります。
ただし、ステーブルコインのステーキング利回りは通常低いため、高い利益を狙う場合には他の通貨が必要です。
リスクを抑えたい初心者には良い選択肢となるでしょう。
2. ステーキング利回り(APR)を確認
高い利回りを提示する銘柄もありますが、極端に高い利回りには注意しましょう。
リターンが高すぎる場合は、リスクも高い可能性があります。
3. ロック期間に注意
ロック期間が長いと、仮想通貨の価格変動リスクを抱えやすくなります。
例えば、相場が大きく暴落し、資産を日本円に今すぐ変えたい、などの事情が出てきても、ロック期間が終了するまで換金できないということが起きる可能性があります。
短いロック期間の通貨を選ぶことで柔軟性を確保しましょう。
4. プラットフォームの信頼性
最後に、ステーキングを行うプラットフォームが安全であるかを確認してください。
Binanceような信頼性の高いプラットフォームがおすすめです。
実際にステーキングを始めるには?
ステップ1: 仮想通貨を購入する
まずは、ステーキングしたい通貨を仮想通貨取引所で購入します。
ステップ2: ステーキングプラットフォームを選ぶ
利用するプラットフォームを選びましょう。取引所内で直接ステーキングできる場合も多いです。
ステップ3: ステーキングを開始する
プラットフォーム上で「ステーキング」のメニューを選択し、指定された手順に従って通貨を預けます。
まとめ
仮想通貨のステーキングとファーミングについて、違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説しました。
特に初心者には、リスクが比較的少ないステーキングから始めるのがおすすめです。
銘柄選びのポイントまとめ
- 信頼性のある銘柄を選ぶ(ETH、ADAなど)
- 無理のない利回りを目安にする
- ロック期間と柔軟性を確認する
仮想通貨をただ持っているだけではもったいない!資産を増やす手段として、ぜひステーキングを活用してみてください。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです!
コメント